住宅用火災警報器は、すべての住宅に設置が義務付けられています。義務化から年数が経ち、最初に付けた警報器が交換の時期を迎えている家も少なくありません。消防庁と東京消防庁の案内をもとに、交換の目安と点検の方法を整理します。
目次
結論:設置から10年が交換の目安。定期的にボタンかひもで作動を確認する
- 消防庁は、住宅用火災警報器の寿命を10年とし、設置後10年を目安に交換するよう呼びかけています。
- 古くなると、電子部品の劣化や電池切れで火災を感知しなくなるおそれがあります(東京消防庁)。
- 点検は、本体のボタンを押すか付属のひもを引き、正常を知らせる音声や警報音が鳴るかを確かめます。鳴らなければ電池切れか本体の故障が考えられます。
交換と点検のポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 交換の目安 | 設置から10年(寿命は10年) |
| 理由 | 電子部品の劣化や電池切れで、火災を感知しなくなるおそれ |
| 点検の方法 | 本体のボタンを押す、または付属のひもを引く。正常なら音声や警報音が鳴る |
| 鳴らないとき | 電池切れか本体の故障。10年近く経っていれば本体を交換する |
| 設置の義務 | 平成22年4月1日から、すべての住宅に設置が義務付け(東京都) |
交換するときに選べるもの
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| 単独型 | 火災を感知した警報器だけが警報を出す |
| 連動型 | 感知した警報器に加え、連動の設定をしたすべての警報器が警報を出す。配線のものと無線式がある |
| 補助警報装置 | 高齢の人や目・耳の不自由な人に、音や光で知らせる装置を増やす方法も勧められている |
住まいの設備は、エアコンなども製造から10年前後が見直しの目安です(エアコンの寿命と交換の目安)。警報器の点検や交換を口実に突然訪問し、高額な契約を迫る業者には注意しましょう(点検商法の見分け方)。ガスのにおいがするときの対処はガス臭いときの対処にまとめています。
よくある質問
Q. いつ付けたかわかりません。
本体に製造年が書かれていることが多く、交換の時期の目安になります。設置したときに設置の年月を記入しておくと、次の交換の時期がわかりやすくなります。
Q. 電池だけ替えればよいですか?
電子部品も劣化するため、設置から10年を目安に本体ごと交換します。10年たっていない場合の電池の交換は、取扱説明書に従ってください。
Q. 業者に頼まないと交換できませんか?
自分で取り替えられる機種かどうかは、取扱説明書で確認してください。電源を直結する配線式のものは電気工事が必要な場合があり、電気工事士の資格のある事業者に依頼します。
