キッチンのレンジフードのスイッチを入れても回らない、いつもと違う音がする――。レンジフードは毎日の油と熱にさらされ、掃除をしていても劣化は避けられません。LIXILの案内をもとに、交換の目安と、新しいレンジフードを選ぶ前に確認したい寸法やタイプを整理しました。
目次
結論:交換の目安は8〜10年。回らない・異音がするときは使用を中止する
- LIXILは、使用の頻度や状況によるとしたうえで、8〜10年を交換の時期の目安としています。
- スイッチを入れても回らない・回転が遅い、異音がする場合は使用を中止します。
- 屋内の配線を伴う工事は、電気工事士の資格のある技術者しか施工できないため、専門業者に依頼します。
交換の前に確認すること
| 項目 | 確認するポイント |
|---|---|
| 幅 | 60cm・75cm・90cmが一般的。法令で、コンロの横幅以上のものを付けると定められている。本体だけ替えるなら今と同じサイズ |
| 高さ | 法令で、コンロから80〜100cm離すと定められている。今と違う高さにすると、取り付け面の追加の施工が必要になる場合がある |
| タイプ | スリム型(壁付け・横壁付け・天吊り)、ブーツ型(壁付け)。ブーツ型からスリム型へ替えるときは、頭をぶつけない高さかを見直す |
| ファン | シロッコファン(ダクトで排気)か、プロペラファン(ダクトなしで壁から排気)か。プロペラファンからシロッコファンへ替えるとダクトの工事が必要 |
| キッチンの形 | 壁付きは壁付け型、ペニンシュラ型は横壁付け型、アイランド型は天吊り型 |
費用が変わりやすいケース
- モーターやスイッチなどの部品の交換は、本体の交換より安く済む傾向がある。
- シロッコファンへの変更はダクトの工事が必要なため、費用が高くなる傾向がある。
- 横壁付け型・天吊り型は、壁付け型より工事の時間や費用が増す場合がある。製品によってはキッチンとセットでないと設置できない。
浴室の換気扇は浴室換気扇の交換、見積りの比べ方は見積り・契約前チェックを参考にしてください。賃貸住宅では、契約の内容で負担が違うため、まず貸主に確認します(賃貸住宅で設備が壊れたら)。住まい全体の換気の仕組みは24時間換気は止めてもいい?にまとめています。
よくある質問
Q. 自分でレンジフードを交換できますか?
LIXILは、狭い場所で重いフードを支えながら取り付けるのは危険で、屋内の配線は電気工事士の資格のある技術者しか施工できないとして、専門業者への依頼を勧めています。
Q. 本体を替えずに直せることはありますか?
スイッチやモーターなどの部品の交換で直る場合があり、本体の交換より安く済む傾向があります。部品の供給があるかは、メーカーに型番で確認します。
Q. 幅を今より小さくできますか?
法令で、コンロの横幅以上のものを付けると定められています。コンロの幅を確かめたうえで選びましょう。
