断熱の改修を含むリフォームなら、国土交通省の「みらいエコ住宅2026事業」の補助が使える場合があります。窓や給湯器の単独の事業と違い、まず「要件化工事」という条件を満たす必要がある点が特徴です。公式サイトの情報で、対象の住宅・必要な工事・補助の上限・期限を確認します。
この記事の情報は2026年10月27日時点のものです。予算に達すると受付が終わるため、最新の状況は公式サイトで確認してください。
結論:上限は1戸40万〜100万円。予約は遅くとも2026年11月16日まで
- 対象は、原則として平成28年12月31日以前に新築された住宅(戸建て・共同住宅を問わない)。
- 外気に面した開口部のある居室のひとつで、定められた組み合わせの断熱の工事(要件化工事)を行うことが条件。
- 補助の上限は、住宅の新築の時期と工事の水準で、1戸あたり40万〜100万円。
- 交付申請の予約は遅くとも2026年11月16日まで、交付申請は遅くとも12月31日まで。予算に達すればその前に終わる。
補助の上限(1戸あたり)
| 住宅の新築の時期 | 義務基準相当の工事 | 次世代省エネ基準相当の工事 |
|---|---|---|
| 平成3年以前 | 100万円 | 50万円 |
| 平成4年〜平成28年 | 80万円 | 40万円 |
キャンペーンの公式サイトでは、最低の補助額は5万円とされています。ほかの事業(先進的窓リノベ2026など)と同時に申請する場合は、合計2万円以上が下限です。
必要な工事(要件化工事)
補助を受けるには、外気に面した開口部(窓など)のある居室のひとつ(「トリガールーム」)で、定められた組み合わせの工事を行う必要があります。組み合わせは「義務基準」と「次世代省エネ基準」の2種類で、具体的な内容は公式サイトの表で確認します。納戸・トイレ・浴室・廊下などは対象の居室になりません。開口部の一部だけの改修や、2025年11月27日以前に改修した居室も対象外です。
補助額の計算の対象になる工事
| 分類 | 主な内容 |
|---|---|
| 断熱 | 開口部の断熱改修・躯体(床・壁・天井など)の断熱改修 |
| 設備 | 高効率給湯器・高効率エアコン、太陽熱利用システム・節水型トイレ・高断熱浴槽・節湯水栓・蓄電池・第一種換気設備 |
| その他 | 子育て対応改修・防災性向上改修・バリアフリー改修・空気清浄機能や換気機能のあるエアコン・リフォーム瑕疵保険等への加入 |
期間と申請
- 工事の着手:2025年11月28日から、遅くとも2026年12月31日まで(予算の上限に達するまで)。
- 申請:みらいエコ住宅事業者(登録した事業者)が、工事の発注者に代わって手続きをし、交付された補助金を発注者に還元します。
- 同じ開口部の製品を、先進的窓リノベ2026とみらいエコ住宅2026に分けて申請することはできません。
4つの事業の比較は住宅省エネ2026キャンペーンまとめ、窓の工事の補助は先進的窓リノベ2026|内窓と内窓と外窓交換の違い、自治体の補助は自治体のリフォーム補助金の探し方、窓の結露の悩みは窓の結露の原因と対策を参考にしてください。
よくある質問
Q. 給湯器だけの交換でも、みらいエコ住宅2026の補助を受けられますか?
みらいエコ住宅2026は、要件化工事(居室の断熱の工事)を行うことが条件です。給湯器だけの交換なら、給湯省エネ2026事業の対象になるかを確認しましょう。
Q. 平成29年以降に建てた家は対象外ですか?
原則は平成28年12月31日以前に新築された住宅が対象です。平成29年以降の住宅でも、平成11年基準を満たさないことを証明できれば対象になります。
Q. 自分で申請できますか?
申請はみらいエコ住宅事業者が行います。依頼する事業者が登録しているかを、見積りの段階で確認してください。
