トイレの交換で、新しい便器が今の配管に合うかを決める寸法が「排水芯」です。床に排水するタイプなら壁から排水管の中心まで、壁に排水するタイプなら床から排水管の中心までの距離で、これが合わないと配管の工事が必要になることがあります。LIXILの案内をもとに、確認の方法を整理しました。
目次
結論:まず今の便器の品番を確認。床排水は「壁から」、壁排水は「床から」排水管の中心までの寸法を見る
- 品番は、便器の側面の下やタンクの側面に貼られたシールで確認できます。品番がわかれば、メーカーの資料で排水芯を照合できます。
- LIXILによると、現行の床排水のトイレは、壁から排水管の中心まで200mmが基準。古い便器や一部の機種は違う寸法です。
- リフォーム用の便器には、排水の位置を変えずに交換できるよう調整できる部材を使うものがあります。
床排水と壁排水の違い
| タイプ | 見分け方 | 確認する寸法 |
|---|---|---|
| 床排水 | 排水管が床の下に向かっている(便器の後ろに太い管が見えない) | 壁から排水管の中心まで(現行の基準は200mm) |
| 床上排水(壁排水) | 便器の後ろから壁に向かって太い排水管が出ている | 床から排水管の中心までの高さ(155mmと120mmなど) |
交換の前に確認すること
| 項目 | 確認するポイント |
|---|---|
| 品番 | 便器の側面の下やタンクの側面のシール。古い製品は図面のサービスで検索できない場合がある |
| 排水芯 | 床排水か壁排水か、寸法がいくつか |
| 給水の位置と水圧 | タンクのないトイレなどは、水圧の条件で付けられない場合がある |
| スペース | 便器の前のスペース、手洗い器・収納の有無 |
節水型トイレへの交換は、断熱の改修と一緒に行う場合にみらいエコ住宅2026のリフォームの補助の対象の工事に含まれます。要介護の認定を受けている人の和式から洋式への交換は、介護保険の住宅改修の対象になる場合があります。便座だけを替える場合は温水洗浄便座の寿命と交換の目安、詰まりはトイレが詰まったときの対処、見積りの比べ方は見積り・契約前チェックを参考にしてください。蛇口の水漏れは蛇口の水漏れの原因と直し方、交換を頼む事業者の選び方は水道修理業者の選び方にまとめています。
よくある質問
Q. 品番のシールが見つかりません。
床排水の便器の一部の機種は、側面のボルトのキャップの位置から壁までを測って排水芯を確認できます(LIXIL)。わからない場合は、施工店に現地で確認してもらいましょう。
Q. 排水芯が200mmでなければ、配管の工事が必要ですか?
リフォーム用の便器には、部材を現場で調整して今の排水芯に合わせられるものがあります。対応できる範囲は製品で違うため、品番と排水芯を伝えて施工店に確認してください。
Q. タンクのないトイレにしたいのですが、どこでも付けられますか?
給水の位置や水圧の条件によっては付けられない場合があります。現地で水圧を確認してもらってから選びましょう。
