内窓(二重窓)の設置は、国の「先進的窓リノベ2026事業」で補助を受けられます。補助額は、窓の性能と大きさ、建物の種類で1か所ごとに決まります。この記事では、内窓の補助額を一覧で示し、計算例と申請の条件を公式サイトの情報をもとに整理します。
この記事の情報は2026年10月26日時点のものです。予算に達すると受付が終わるため、最新の状況は公式サイトで確認してください。
結論:内窓は1か所2.2万〜15.2万円。上限100万円、予約は遅くとも11月16日まで
- 内窓の補助額は1か所あたり2万2,000円〜15万2,000円(性能・大きさ・建物の種類による)。
- 上限は1戸あたり100万円。1回の申請の合計が5万円以上でないと申請できない。
- 交付申請の予約は遅くとも2026年11月16日まで、交付申請は遅くとも12月31日まで。予算に達すればその前に終わる(10月26日時点の消化は31%)。
内窓の補助額(1か所あたり)
戸建住宅
| 性能 | 特大(4.0㎡以上) | 大(2.8〜4.0㎡未満) | 中(1.6〜2.8㎡未満) | 小(0.2〜1.6㎡未満) |
|---|---|---|---|---|
| P(SS):Uw1.1以下 | 140,000円 | 89,000円 | 58,000円 | 36,000円 |
| S:Uw1.5以下 | 76,000円 | 52,000円 | 34,000円 | 22,000円 |
集合住宅(低層・中高層)
| 性能 | 特大(4.0㎡以上) | 大(2.8〜4.0㎡未満) | 中(1.6〜2.8㎡未満) | 小(0.2〜1.6㎡未満) |
|---|---|---|---|---|
| P(SS):Uw1.1以下 | 152,000円 | 98,000円 | 64,000円 | 40,000円 |
| S:Uw1.5以下 | 83,000円 | 57,000円 | 37,000円 | 24,000円 |
「Uw」は窓の断熱性能を表す数値で、小さいほど熱を通しにくい窓です。2026年の内窓の補助額は、P(SS)とSの2つの性能区分で示されています。大きさは窓の面積で決まるため、採寸の結果をもとに事業者が判定します。
計算の例(戸建住宅)
| ケース | 内訳 | 補助額 |
|---|---|---|
| リビングと寝室の掃き出し窓(大)に、P(SS)の内窓を2か所 | 89,000円×2 | 178,000円 |
| 腰窓(中)3か所と小窓(小)2か所に、Sの内窓 | 34,000円×3+22,000円×2 | 146,000円 |
| トイレと浴室の小窓(小)2か所だけに、Sの内窓 | 22,000円×2 | 44,000円 → 5万円未満のため、これだけでは申請できない |
小さな窓だけを対策する場合は、5万円の最低補助額に届かないことがあります。ほかの窓とまとめて工事すると、申請できる場合があります。
対象になる条件
- 2025年11月28日以降に着手した工事であること。
- 事務局に登録した事業者(登録事業者)が工事と申請を行うこと。工事を頼む人は自分で申請できません。
- 対象の工事は、ガラス交換・内窓設置・外窓交換(カバー工法・はつり工法)。ドアの交換は、窓の工事と同じ契約で同時に申請する場合だけ対象です。
- 2022・2024・2025年の先進的窓リノベ事業で補助を受けた窓・ドアは対象外です。
給湯器の交換など、ほかの工事もあわせて考えている場合は、住宅省エネ2026キャンペーンまとめで4つの事業を比べられます。給湯器の補助額は給湯省エネ2026の解説にまとめています。今の窓を新しい窓に替える外窓交換との違いは内窓と外窓交換の違いで比べています。
よくある質問
Q. 内窓の補助額は窓1枚ごとですか?
1製品(1か所)ごとに、性能と大きさで決まった額が補助されます。合計が1戸あたり100万円を超える分は補助されません。
Q. マンションでも使えますか?
集合住宅も対象で、補助額は戸建住宅より少し高く設定されています。窓は共用部分にあたる場合があるため、工事の前に管理規約や管理組合の手続きを確認してください。
Q. 小さな窓1か所だけでも補助を受けられますか?
1回の申請の合計が5万円以上でないと申請できません。たとえば戸建住宅でSの内窓(小)1か所は2万2,000円のため、それだけでは申請できません。
Q. いつまでに工事をすればよいですか?
交付申請の予約は遅くとも2026年11月16日まで、交付申請は遅くとも12月31日までです。予算に達すれば早く終わるため、工期も含めて早めに事業者へ相談してください。
